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人
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かた
ふりがな文庫
“
人
(
かた
)” の例文
やがて
慇懃
(
いんぎん
)
に札を施し「
旦那
(
だんな
)
、失礼なこと伺ふ様ですが、失つ張り此の山の
人
(
かた
)
で
在
(
あら
)
つしやりますか」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
そこで単に気持のいい婦人は、それが決してまだら模様でないことを力説してから、「ときに、お生憎と今どき、あなたのように、そんな
襞飾
(
ぎゃだ
)
なんかつけてる
人
(
かた
)
はありませんのよ。」
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
私
(
わっち
)
が好いた
人
(
かた
)
の手を引いて連れて
往
(
い
)
くのが真にいゝ
人
(
ひと
)
ざますよ。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何でも長左衛門様の
讐討
(
かたきう
)
たんぢやならねエと言ふんで、伯母御様の所から逃げ出しなすつて、外国迄も行つて修業なすつて、
偉
(
えら
)
い
人
(
かた
)
にならしやつたと云ふことは薄々聞いて
居
(
をり
)
ましたが
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「いや/\、
左様
(
さう
)
で
無
(
ね
)
い、何でも
偉
(
えれ
)
い
人
(
かた
)
に成らしやつたと云ふ
取
(
と
)
り
沙汰
(
さた
)
で御座りまする」と、老人は首打ち振り「が、
先旦那様
(
せんだんなさま
)
も偉い方で御座りましたよ、二十年前に心配しなすつた通りに、 ...
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“人”を含む語句
良人
主人
大人
美人
情人
巨人
人間
夫人
何人
他人
老人
家人
支那人
狂人
人形
日本人
商人
一人
婦人
旅人
...