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五月蝿
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うるさ
ふりがな文庫
“
五月蝿
(
うるさ
)” の例文
そして「もしこんなことが本当に、あなたを困らすのなら、ヒルトン、私たちは旅に——出れば、こんな
五月蝿
(
うるさ
)
いことは避けられるではないの」
暗号舞踏人の謎
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
私は
五月蝿
(
うるさ
)
く思い乍らも何うすることも出来ませんので黙って
絵筆
(
ふで
)
ばかりを動かしている中に、どうやら斯うやら其風景画は
完全
(
すっか
)
り出来上って了いました。
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
村落
(
むら
)
の
生徒等
(
せいとら
)
は
登校
(
とうかう
)
の
早
(
はや
)
いことを
教師
(
けうし
)
から
只
(
たゞ
)
一
言
(
ごん
)
でも
褒
(
ほ
)
められて
見
(
み
)
たいので、
慌
(
あわ
)
てなくても
善
(
い
)
いのに
汁
(
しる
)
も
煮立
(
にた
)
たぬうちから
強請
(
せが
)
むのである。
與吉
(
よきち
)
は
此
(
こ
)
れで
毎朝
(
まいあさ
)
おつぎから
五月蝿
(
うるさ
)
がられて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そうすれば自然わしも
五月蝿
(
うるさ
)
い世の中に顔を出さんけりゃならん、そればかりか、この研究室が人に知られたひにゃ一大事じゃからねえ、それで、あんな小さな看板をこっそり出して見たんじゃよ。
白金神経の少女
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
女中のお鈴を始め、みんなもう帰ってくる筈はないといいますし、ゴローはいい旦那を持てと
五月蝿
(
うるさ
)
くいい寄ってきます。彼女の美しさに魅惑されたヤマドリ公爵は幾度も彼女に求婚してきました。
お蝶夫人
(新字新仮名)
/
三浦環
(著)
▼ もっと見る
アデイア青年がドアに鍵をかけたのは、夫人たちが闖入して来ないように、——なお更に、自分が書きつけている人々の名前や、貨幣などについて、
五月蝿
(
うるさ
)
い追求を避けるためであったと思う。
空家の冒険
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
五月蝿
(
うるさ
)
いことに思うようになった。
西班牙の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
蝿
漢検準1級
部首:⾍
15画
“五月”で始まる語句
五月雨
五月蠅
五月
五月闇
五月幟
五月晴
五月目
五月野
五月躑躅
五月処女