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云捨
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いひすて
ふりがな文庫
“
云捨
(
いひすて
)” の例文
も云ず面を
見詰
(
みつめ
)
て居たりしが今日は仕方なし
明日
(
あす
)
からは
精
(
せい
)
を出して
買
(
かふ
)
樣
(
やう
)
に致されよ
左右
(
とかく
)
其樣な事にては
江戸
(
えど
)
の
住居
(
すまひ
)
は出來難し先々御
休
(
やす
)
みなされと
云捨
(
いひすて
)
て
我家
(
わがや
)
へこそは
歸
(
かへ
)
りけれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切ければ
履替
(
はきかへ
)
んとしける中彼の町人は傍に
寄
(
より
)
最早
(
もはや
)
日も暮るに近ければ此建場は休まずに行べし草鞋を手早く
履
(
はき
)
て
追付
(
おひつか
)
れよと
云捨
(
いひすて
)
駕籠を急がせ遣けるにぞ友次郎今直に履替れば暫く
待
(
まち
)
給へと云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
大切
(
たいせつ
)
に致せよと
云捨
(
いひすて
)
て奧へ行んと爲るを吉三郎最早
堪兼
(
こらへかね
)
利兵衞が
裾
(
すそ
)
を
捕
(
とら
)
へ何故
然樣
(
さやう
)
の事を申され候や此身になりても
御無心
(
ごむしん
)
に參りしには非ず
貴殿
(
あなた
)
には我が父より
御頼
(
おたの
)
み申せしことを忘れ給ひしやと
詞
(
ことば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
云
漢検準1級
部首:⼆
4画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“云”で始まる語句
云
云々
云云
云付
云為
云訳
云懸
云出
云張
云掛