不利益ふりえき)” の例文
みづなしの消防しようぼうもつと不利益ふりえきであるから、水道すいどうみづまらないうち機敏きびん貯水ちよすい用意よういをすることが賢明けんめい仕方しかたである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
この屋外おくがい避難ひなんすることの不利益ふりえき場合ばあひ次項じこう説明せつめいすることゝし、もし平家建ひらやだて家屋内かおくないあるひ二階建にかいだて三階建さんがいだてとう階下かいか居合ゐあはせた場合ばあひには屋外おくがいほうもつと安全あんぜんであることがある。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
地震ぢしん出會であつてそれが非常ひじよう地震ぢしんであることを意識いしきしたものは、餘程よほど修養しゆうようんだひとでないかぎり、たとひ耐震家屋内たいしんかおくないにゐても、また屋外避難おくがいひなん不利益ふりえき場合ばあひでも、しかせんとつとめるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)