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三分
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さんぷん
ふりがな文庫
“
三分
(
さんぷん
)” の例文
でも、あたしは、ひとつことを
三分
(
さんぷん
)
以上かんがへないことに、昔からきめてゐるの。めんだうくさい。どんなに永く考へたつて、結局は、なんのこともない。
火の鳥
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
代助も
二言三言
(
ふたことみこと
)
此細君から
話
(
はな
)
しかけられた。が
三分
(
さんぷん
)
と
経
(
た
)
たないうちに、
遣
(
や
)
り切れなくなつて、すぐ退却した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今
(
いま
)
から
二分
(
にふん
)
三分
(
さんぷん
)
前
(
まへ
)
までは
確
(
たしか
)
に
閃々
(
せん/\
)
と
空中
(
くうちう
)
に
飛
(
と
)
んで
居
(
を
)
つた
難破信號
(
なんぱしんがう
)
の
火光
(
ひかり
)
は
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せて、
其處
(
そこ
)
には
海面
(
かいめん
)
より
數
(
すう
)
十
尺
(
しやく
)
高
(
たか
)
く
白色球燈
(
はくしよくきうとう
)
輝
(
かゞや
)
き、
船
(
ふね
)
の
右舷
(
うげん
)
左舷
(
さげん
)
と
覺
(
お
)
ぼしき
處
(
ところ
)
に
緑燈
(
りよくとう
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
でも、あたしは、ひとつことを
三分
(
さんぷん
)
以上かんがえないことに、昔からきめているの。めんどうくさい。どんなに永く考えたって、結局は、なんのこともない。
火の鳥
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“三分”の解説
三分(さんぶん)とは、経典を序分・正宗分・流通分と3つに分けることをいう。また科段(かだん)、分科(ぶんか)、科文(かもん)、三分科経(さんぶんかきょう)ともいう。すなわち三科分類法のことである。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“三分”で始まる語句
三分一
三分間
三分混血児
三分心
三分方
三分芯
三分二朱
三分人事七分天