“一本榎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっぽんえのき50.0%
いつぽんえのき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのS岳峠の一本榎いっぽんえのきという平地たいらの一角に在る二丈ばかりの崖から、谷川にちて死んでいる実松氏の屍体したいを、夜が明けてから通りかかった兎追いの学生連中が発見して、村の駐在所に報告したので
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
用意よういをはればたゞちにはしりて、一本榎いつぽんえのきうろより數十條すうじふでうくちなはとらきたり、投込なげこむと同時どうじ緻密こまかなるざるおほひ、うへにはひし大石たいせきき、枯草こさうふすべて、したより爆※ぱツ/\けば
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)