“一本竹”の読み方と例文
読み方割合
いつぽんだけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『おねんご受取うけとろ。』とふのが、何処どこからこゑか、一本竹いつぽんだけつたなかから、ぶる/\湧出わきだす。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
『はツ、』とふと一個ひとつちやう石高道いしだかみち石磈いしころ一本竹いつぽんだけ踏掛ふみかけた真中まんなかのが、カタリとあしおとてると、乗上のりあがつたやうに、ひよい、とたかつて、すぐに、ひよこりとまたおなたけ歩行あるす。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)