“だ”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うみ20.0%
20.0%
ひと20.0%
ウイ20.0%
セエタツセ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火星くわせいにはみづすくない。もしうみがあるとすれば、はるゆきどけのときだけできるあさい海うみだ。)
マア日清戰争で以て日本人の肩身が廣くなつたと云つて大いに得意になつて居たの、又今度は倒さまに排外主義の流行の爲めに、折角日清戰争で擴げた肩身が狹くなりは爲ないかと
あとで、このはなしきいたむらひとたちは、猟師りょうしをほめれば、また薬屋くすりやさんを感心かんしんな人ひとといって、ほめたのであります。
猟師と薬屋の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
其れに下宿人の娘の一人も剽軽者へうきんもので細君に調子を合せて歌ひ、何かと冗談を言合ひなが其末そのすゑぐ二人共歌の調子に成る。美男の亭主は何時いつでも「アアウイアアウイ」と言つて莞爾にこ/\して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ある友人から巴里パリイ人は倹素しまつだから家庭へはひるのは不愉快だと聞かされて居たが、一概にうでも無ささうである。食事なども並の料理店レスタウランで食ふよりうまく、又何時いつも「充分セエタツセ」と断らねば成らぬ程潤沢だ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)