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剽軽者
ふりがな文庫
“剽軽者”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひょうきんもの
90.5%
へうきんもの
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうきんもの
(逆引き)
杉浦のような一本調子の向う見ずの
剽軽者
(
ひょうきんもの
)
が、ぐんぐん突っ込んで行くところが、かえってああした人たちの気に入るのに違いない。
M侯爵と写真師
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「いよう、
黒外套
(
くろがいとう
)
の哲学者先生。お久しぶりですな。」
剽軽者
(
ひょうきんもの
)
の一羽の雀は
心安立
(
こころやすだて
)
と御機嫌とりとからこんな風に呼びかけました。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
剽軽者(ひょうきんもの)の例文をもっと
(19作品)
見る
へうきんもの
(逆引き)
勘定を済ましてそろ/\出掛けようとすると、向ふの
卓子
(
テーブル
)
に居た五六人の客のなかから、
剽軽者
(
へうきんもの
)
らしい一人の男が呼びかけた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
其れに下宿人の娘の一人も
剽軽者
(
へうきんもの
)
で細君に調子を合せて歌ひ、何かと冗談を言合ひ
乍
(
なが
)
ら
其末
(
そのすゑ
)
が
直
(
す
)
ぐ二人共歌の調子に成る。美男の亭主は
何時
(
いつ
)
でも「
然
(
アア
)
う
だ
(
ウイ
)
、
然
(
アア
)
う
だ
(
ウイ
)
」と言つて
莞爾
(
にこ/\
)
して居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
剽軽者(へうきんもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
“剽軽者”の意味
《名詞》
剽 軽 者 (ひょうきんもの)
滑稽な人。
(出典:Wiktionary)
剽
漢検1級
部首:⼑
13画
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“剽軽”で始まる語句
剽軽
剽軽男
検索の候補
剽軽
剽軽男
剽輕者
瓢軽者
軽忽者
軽蔑者
軽躁者
軽輩者
“剽軽者”のふりがなが多い著者
与謝野寛
中里介山
蘭郁二郎
薄田泣菫
国枝史郎
夏目漱石
菊池寛
泉鏡花
与謝野晶子
森鴎外