“タヽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祟30.0%
讃20.0%
現10.0%
湛10.0%
漁婦10.0%
畳10.0%
称10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即、生活の根本力をなすもの、仮りに名付くれば、精魂とも言ふべきものと、祟(タヽ)りをなす側から見たもの、即、いちまぶい(生霊)としにまぶい(死霊)とである。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
寺の淨域が、奈良の内外(ウチト)にも、幾つとあつて、横佩墻内(カキツ)と讃(タヽ)へられてゐる屋敷よりも、もつと廣大なものだ、と聞いて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
神招(ヲ)ぎ代(シロ)の幣束なる幣が、神の依り現(タヽ)す場(ニハ)の標(シルシ)となり、次いでは、人或は神自身が、神占有の物と定めた標(シメ)ともなり、又更に、神の象徴とさへ考へられる様になつたのである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大空より天降(アモ)る神が、目的(メド)と定めた木に憑りゐるのが、たゝるである。即、示現して居られるのである。神の現(タヽ)り木・現(タヽ)りの場(ニハ)は、人相(あい)戒めて、近づいて神の咎めを蒙るのを避けた。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯、「湛(タヽ)へ木」の行事を行ふだけです。一つ松の行事は、翁の一節を存するもので、其に続く、踏歌式を含んだことほぎが、消えて了うたのです。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
五月雨や漁婦(タヽ)ぬれて行くかゝえ帶
寒山落木 巻一 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
君が行く道の長道(ナガテ)を 繰り畳(タヽ)ね、焼(ヤ)き亡ぼさむ 天(アメ)の火もがも(宅守相聞——万葉集巻十五)
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
屋船くゝのちの命・やふねとようけ姫の命と、御名をば称(タヽ)へまつりて……瑞八尺瓊(ミヅヤサカニ)の御吹(ミホキ)の五百(イホ)つ御統(ミスマル)の玉に、明和幣(アカルニギテ)・曜和幣(テルニギテ)をつけて、斎部ノ宿禰某が弱肩(ヨワガタ)に太襁(フトタスキ)とりかけて
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)