“れんぐわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煉瓦90.9%
錬瓦9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怖(こは)らしくない婆(ばア)さんだね、新宿(しんじゆく)の婆(ばア)さんとは大違(おほちが)ひだ。婆「何処(どこ)も彼(か)も貴方(あなた)実(じつ)に立派(りつぱ)に成(な)りましたよ。岩「向うの微(かす)かに遠い処(ところ)に赤い煉瓦(れんぐわ)がある、あれは何(なん)だえ。婆「陸軍省(りくぐんせう)でございます。 ...
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
婿(むこ)の松方何とか云ふ奴の為に煉瓦(れんぐわ)の建築を創(はじめ)たのだ、僕は其前を通る毎(たび)に、オヽ国民の膏血(かうけつ)を私(わたくし)せる赤き煉瓦の家よ、汝が其礎(いしずえ)の一つだに遺(のこ)らざる時の来(きた)ることを思へよと言つて呪(のろつ)てやるンだ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
真逆様に四番目の男の傍(そば)を遥かの下に落ちて行つた話などが、幾何(いくつ)となく載せてあつた間に、錬瓦(れんぐわ)の壁(かべ)程急な山腹(さんぷく)に、蝙蝠(かうもり)の様に吸(す)ひ付いた人間(にんげん)を二三ヶ所点綴した挿画(さしゑ)があつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)