“りやうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
両指25.0%
兩士25.0%
料紙25.0%
爾氏25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕等も試みに小刀ナイフを取つて欠刻を附けて見るとすぐに牛乳の様な液が滴り、其れが端から凝結する。手に取つて両指りやうしで引いて見ると、既に弾力性を持つて居て伸縮する。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
相立懇篤ねんごろとふらひ遣し候と云に兩士りやうしは是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なげくべきことならずと嫣然につこみてしづかに取出とりいだ料紙りやうしすゞりすみすりながして筆先ふでさきあらためつ、がすふみれ/\がちて明日あす記念かたみ名殘なごり名筆めいひつ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
またおもひかけず、久保くぼ飯田いひだ爾氏りやうしふ。
熱海の春 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)