“久保”の読み方と例文
読み方割合
くぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝を待って、僧房の芋粥(いもがゆ)をすすり、焼飯(やきめし)の糧(かて)は釘勘の腰につけて、三人はまた芦(あし)ヶ久保(くぼ)の山村を立ちました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東京市は坂の上の眺望によって最もよくその偉大を示すというべきである。古来その眺望よりして最も名高きは赤坂霊南坂上(あかさかれいなんざかうえ)より芝西(にし)の久保(くぼ)へ下りる江戸見坂(えどみざか)である。
宿内の友(とも)の町、久保(くぼ)、武居(たけい)も危(あぶ)ない、事急な時は高木大和町(たかぎやまとちょう)までも焼き払い、浪士らの足だまりをなくして防ぐべき諏訪藩での御相談だなぞと、だれが言い出したともないような風評がひろがった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)