“よくげつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
翌月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お富は若草わかぐさと改名して、翌月よくげつの宵節句から出ましたが、突出しの夜から伊之助はお富の若草を揚げましたが、初会惚れ処ではないのでございます
矢張やはり『御返事ごへんじつてります』とたゞそれだけいてある。をとこなんともつてやりやうがないので、のまゝ打つちやらかしておくと、またその翌月よくげつの一じつ葉書はがきた。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
というと、お隅も母も残念がって歎きますけれども致方いたしかたがない。翌月よくげつの十月の声を聞くと、花車は江戸へ参らなければならぬから、花車重吉が暇乞いとまごいに来て
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
矢張やはり『御返事ごへんじつてります』とある。をとここまつてしまつて、あんな葉書はがき度々たび/\よこしてはいけないとつてやつたが、矢張やはまたその翌月よくげつの一じつには『御返事ごへんじつてります』の葉書はがきた。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
漸々だん/″\病気もなおり、遂にこのお嬢さまがぼてれんと成りましたが、吉原の若草は九月帯くがつおびと云う時に別れたぎり、嬢さんが来て翌月よくげつ身重になりましたから、両人ふたりながら身重に成りましたが
B それから翌月よくげつの一じつになると、『御返事ごへんじつてります』とたゞそれだけ綺麗きれいやさしいいたをんな葉書はがきた。をとこまた加減かげんことつてやつておくと、またその翌月よくげつの一じつ葉書はがきた。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)