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ゆきわりそう
ふりがな文庫
“ゆきわりそう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雪割草
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪割草
(逆引き)
雪割草
(
ゆきわりそう
)
は、だれかと
思
(
おも
)
って、その
方
(
ほう
)
を
見
(
み
)
ると、しゅろ
竹
(
ちく
)
の
蔭
(
かげ
)
から、うす
紅
(
あか
)
いほおをして、
桜草
(
さくらそう
)
が
笑
(
わら
)
いながらいっているのでありました。
みつばちのきた日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
黒檜山は
梅鉢草
(
うめばちそう
)
、
虫取菫
(
むしとりすみれ
)
、
雪割草
(
ゆきわりそう
)
の産地で、中にも梅鉢草の咲き盛りには頂上の東の斜面は実に美しい。
望岳都東京
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
雪割草
(
ゆきわりそう
)
は、ぱっちりと
目
(
め
)
を
開
(
ひら
)
いてみると、びっくりしました。かつて、
見
(
み
)
たことも、また
考
(
かんが
)
えたこともない、
温
(
あたた
)
かな
室
(
しつ
)
の
中
(
なか
)
であったからです。
みつばちのきた日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「それで、あなたは、どうしてここにきて、二
年
(
ねん
)
もおいでなさるのですか?」と、
雪割草
(
ゆきわりそう
)
は、らんに
向
(
む
)
かって
聞
(
き
)
きました。
みつばちのきた日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
神
(
かみ
)
さま、
私
(
わたし
)
は、
自然
(
しぜん
)
に
対
(
たい
)
して、いつも
謙遜
(
けんそん
)
な
心
(
こころ
)
を
抱
(
いだ
)
いています。
海
(
うみ
)
、
鳥
(
とり
)
、
花
(
はな
)
、
木
(
き
)
……すべて
生命
(
いのち
)
あるものに
対
(
たい
)
して、
真心
(
まごころ
)
をもっています。この
紅
(
あか
)
い、
小
(
ちい
)
さな
花
(
はな
)
は、
雪割草
(
ゆきわりそう
)
です。
海の踊り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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