“ゆうだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
雄大100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばけものゝ一めんきはめて雄大ゆうだい全宇宙ぜんうちう抱括はうくわつする、しかの一めんきはめて微妙びめうで、ほとんさいわたる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
さらまたなにかの場合ばあい神々かみがみがはげしい御力おちから発揮はっきされる場合ばあいには荘厳そうごんおうか、雄大ゆうだいもうそうか、とても筆紙ひっしつくされぬ、あのおそろしい竜姿りゅうしをおあらわしになられます。
そして、まくのごときまッ黒な怪物かいぶつが、日輪にちりんの光を雄大ゆうだいつばさのかげにかくし、クルルッ——ときあがっていった栴檀刀せんだんとうを目がけて、どこからかまるで魔風まかぜのようにけおりてきたかと見ると
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)