“もつたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モツタイ
語句割合
勿体47.4%
勿體34.6%
勿躰16.7%
物体1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、良寛禅師の書を、あんな風におもていさらしておくのは、勿体(もつたい)ないことです。あれは、おしまひになる方が、いいと思ひます。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
言懸(いひかけ)られお菊は口惜(くやし)きこと限りなく屹度(きつと)膝(ひざ)を立直し是は思ひも依ぬ事を仰(おほ)せらるゝもの哉(かな)云掛(いひかゝり)されるも程がある勿體(もつたい)ない母樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
勿躰(もつたい)ない、名僧智識(めいそうちしき)で有(あ)つたもの、と足代(あじろ)の藁(わら)を頂(いたゞ)いたゞがの、……其(それ)では、お前様(めえさま)が私(わし)の後(あと)へござつて、其(そ)の坊主(ばうず)に逢(あは)しつたものだんべい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
烟草を閑(しづか)に緩(ゆつ)くり吸ひ込み、軽い穏な雲を吹き出し、時としては烟管を口から引き出し、匂ひの善い烟に鼻のあたりで環を書かせ、物体(もつたい)らしく頷(うなづ)いて、その腹からの大賛成を表します。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)