“もし/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
若々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すまぬ事熟々よく/\御改おあらためなされよと申にいくらさがしても一向御座らぬと云時いふとき宿やどの亭主は若々もし/\貴公あなたすその下から何かひもが見えます夫ではなきやといはれて夫はと云ながら客人は内懷中うちぶところへ手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何ごころなく聞に一人の男コレ彌兵衞さん然樣ならば今日は御立で御座るかと云ば彌兵衞ハイ此度このたびは私しが立番たちばんで御座い升最早もはや今夜子刻こゝのつには出立なれど丑刻頃やつごろには成ませうと言にをとこそれは/\御苦勞若々もし/\彌兵衞さん此節は道中で油斷ゆだん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きく奴等やつらなり無刀流の達人たつじん後藤半四郎秀國が相手なるぞいざ出來いできた片端かたはしよりひねり殺して呉れんと大音聲によばはるにぞつれの町人はおのれが仕事の邪魔じやまになりてはならずと思ひしかば若々もし/\旦那樣だんなさまだれも何とも申は致しません貴方に對して過言くわごん申者の有べきやと種々さま/″\なだすかしサア/\を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)