“むらはず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
村外66.7%
村端33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かような次第で血の穢を忌むという思想から、各村落には村外むらはずれの地に共同の産小屋さんごやを設けて、そこへ行ってお産をする習慣は、昔は各地にあった事と存じます。
毎日まいにちさうしてあるいてをんなりたがりきたがる女房等にようばうらあひだに、各自てんで口喧くちやかましい陰占かげうらなひたくましくされるともなく、ある村外むらはずれの青葉あをばなか太皷たいこおとうたこゑとがとほかすかにぼつつた
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
もうそこは、村端むらはずれの土橋だった。
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)