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まるまげ
ふりがな文庫
“まるまげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
丸髷
72.5%
円髷
20.3%
圓髷
5.0%
丸曲
1.4%
丸髭
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丸髷
(逆引き)
お麻さんがその妾宅で、
鬢髱
(
まわり
)
をひっつめた山の手風の大
丸髷
(
まるまげ
)
にいって、短かく着物をきていたのも
暫
(
しば
)
らくで、また柳橋へかえった。
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
まるまげ(丸髷)の例文をもっと
(50作品+)
見る
円髷
(逆引き)
新吉はまた元のように
擦
(
す
)
れ違う人の顔をじろじろ見だした。
束髪
(
そくはつ
)
の顔、
円髷
(
まるまげ
)
の顔、
銀杏返
(
いちょうがえし
)
の顔、新吉の眼に映るものは女の顔ばかりであった。
女の首
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
まるまげ(円髷)の例文をもっと
(45作品)
見る
圓髷
(逆引き)
この
面影
(
おもかげ
)
が、ぬれ
色
(
いろ
)
の
圓髷
(
まるまげ
)
の
艷
(
つや
)
、
櫛
(
くし
)
の
照
(
てり
)
とともに、
柳
(
やなぎ
)
をすべつて、
紫陽花
(
あぢさゐ
)
の
露
(
つゆ
)
とともに、
流
(
ながれ
)
にしたゝらうといふ
寸法
(
すんぱふ
)
であつたらしい。……
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
まるまげ(圓髷)の例文をもっと
(11作品)
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▼ すべて表示
丸曲
(逆引き)
君はおのづから君の
本地
(
ほんち
)
ありてその島田をば
丸曲
(
まるまげ
)
にゆひかへる折のきたるべく、うつくしき乳房を
可愛
(
かわゆ
)
き人に含まする時もあるべし、我れは唯だ君の身の
幸福
(
しやわせ
)
なれかし
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
まるまげ(丸曲)の例文をもっと
(3作品)
見る
丸髭
(逆引き)
「お師匠さん、その御遠慮には及びませんよ」といいながら、庭先の
枝折戸
(
しおりど
)
を開けて、つかつかとはいって来たのは、大
丸髭
(
まるまげ
)
に
結
(
い
)
った二十七八の水も垂れるような美女であった。
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
まるまげ(丸髭)の例文をもっと
(2作品)
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まるわげ