“まるまげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸髷72.3%
円髷20.5%
圓髷5.0%
丸曲1.4%
丸髭0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お麻さんがその妾宅で、鬢髱をひっつめた山の手風の大丸髷にいって、短かく着物をきていたのもらくで、また柳橋へかえった。
新吉はまた元のようにれ違う人の顔をじろじろ見だした。束髪の顔、円髷の顔、銀杏返の顔、新吉の眼に映るものは女の顔ばかりであった。
女の首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
この面影が、ぬれ圓髷とともに、をすべつて、紫陽花とともに、にしたゝらうといふ寸法であつたらしい。……
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
君はおのづから君の本地ありてその島田をば丸曲にゆひかへる折のきたるべく、うつくしき乳房を可愛き人に含まする時もあるべし、我れは唯だ君の身の幸福なれかし
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「お師匠さん、その御遠慮には及びませんよ」といいながら、庭先の枝折戸を開けて、つかつかとはいって来たのは、大丸髭った二十七八の水も垂れるような美女であった。
歌麿懺悔:江戸名人伝 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)