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まるわげ
ふりがな文庫
“まるわげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
円髷
50.0%
丸髷
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
円髷
(逆引き)
円髷
(
まるわげ
)
に結ひたる四十ばかりの
小
(
ちひさ
)
く
痩
(
や
)
せて色白き女の、
茶微塵
(
ちやみじん
)
の糸織の
小袖
(
こそで
)
に黒の
奉書紬
(
ほうしよつむぎ
)
の紋付の羽織着たるは、この家の
内儀
(
ないぎ
)
なるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
折から縁に
出来
(
いできた
)
れる若き女は、
結立
(
ゆひたて
)
の
円髷
(
まるわげ
)
涼しげに、
襷掛
(
たすきがけ
)
の惜くも見ゆる真白の
濡手
(
ぬれて
)
を
弾
(
はじ
)
きつつ、座敷を
覗
(
のぞ
)
き、庭を
窺
(
うかが
)
ひ、人見付けたる会釈の
笑
(
ゑみ
)
をつと浮べて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
けれど又、
円髷
(
まるわげ
)
に結うて、立派にしてゐらるるのを見りや、
決
(
け
)
して
可愛
(
かはゆ
)
うはなかつた。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
まるわげ(円髷)の例文をもっと
(1作品)
見る
丸髷
(逆引き)
恁
(
かく
)
て島田なり、
丸髷
(
まるわげ
)
なり、よきに従ひて出来あがれば起ちて、まづ、湯具を
絡
(
まと
)
ふ、これを
二布
(
ふたの
)
といひ
脚布
(
こしまき
)
といひ女の言葉に湯もじといふ、但し
湯巻
(
ゆまき
)
と
混
(
こん
)
ずべからず、湯巻は別に其ものあるなり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
島田
(
しまだ
)
、
丸髷
(
まるわげ
)
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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