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円髷
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まるわげ
ふりがな文庫
“
円髷
(
まるわげ
)” の例文
旧字:
圓髷
円髷
(
まるわげ
)
に結ひたる四十ばかりの
小
(
ちひさ
)
く
痩
(
や
)
せて色白き女の、
茶微塵
(
ちやみじん
)
の糸織の
小袖
(
こそで
)
に黒の
奉書紬
(
ほうしよつむぎ
)
の紋付の羽織着たるは、この家の
内儀
(
ないぎ
)
なるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
折から縁に
出来
(
いできた
)
れる若き女は、
結立
(
ゆひたて
)
の
円髷
(
まるわげ
)
涼しげに、
襷掛
(
たすきがけ
)
の惜くも見ゆる真白の
濡手
(
ぬれて
)
を
弾
(
はじ
)
きつつ、座敷を
覗
(
のぞ
)
き、庭を
窺
(
うかが
)
ひ、人見付けたる会釈の
笑
(
ゑみ
)
をつと浮べて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
けれど又、
円髷
(
まるわげ
)
に結うて、立派にしてゐらるるのを見りや、
決
(
け
)
して
可愛
(
かはゆ
)
うはなかつた。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
髷
漢検1級
部首:⾽
16画
“円”で始まる語句
円
円座
円柱
円顔
円朝
円形
円味
円屋根
円卓
円滑