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まにんげん
ふりがな文庫
“まにんげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
真人間
88.2%
眞人間
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真人間
(逆引き)
金田君及び金田令夫人をもって充たされるであろう。吾輩は切に武右衛門君のために瞬時も早く自覚して
真人間
(
まにんげん
)
になられん事を希望するのである。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あの
男
(
おとこ
)
も、ついに
牢屋
(
ろうや
)
へいれられてしまった。こんどは、すこしは、
目
(
め
)
がさめるだろう。そして、
真人間
(
まにんげん
)
になって、
出
(
で
)
てきてくれればいいが……。」
おけらになった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まにんげん(真人間)の例文をもっと
(15作品)
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眞人間
(逆引き)
仰
(
あふ
)
ぎ地に
伏
(
ふし
)
て
悲
(
かな
)
しみ歎き我が身程世に
因果
(
いんぐわ
)
なる者はなし主人の養子が
引負
(
ひきおひ
)
を身に引受てかく
恥
(
はぢ
)
も若旦那樣を
眞人間
(
まにんげん
)
にして上たさに
厭
(
いと
)
はゞこそ
猶
(
なほ
)
御異見を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いふては
惡
(
わ
)
るけれどお
前
(
まへ
)
は
親不孝
(
おやふかう
)
子不孝
(
こふかう
)
、
少
(
すこ
)
しは
彼
(
あ
)
の
子
(
こ
)
の
行末
(
ゆくすゑ
)
をも
思
(
おも
)
ふて
眞人間
(
まにんげん
)
になつて
下
(
くだ
)
され、
御酒
(
ごしゆ
)
を
呑
(
のん
)
で
氣
(
き
)
を
晴
(
は
)
らすは一
時
(
とき
)
、
眞
(
しん
)
から
改心
(
かいしん
)
して
下
(
くだ
)
さらねば
心元
(
こゝろもと
)
なく
思
(
おも
)
はれますとて
女房
(
にようぼう
)
打
(
うち
)
なげくに
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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(2作品)
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