“まぎれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(相)……きれ……まぎれ……くらい
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜の恐ろしきまぎれ
取出し相摸殿いざ拜見はいけんと差付れば御城代はじめ町奉行に至る迄各々おの/\再拜さいはいし一人々々に拜見はいけん相濟あひすこれまぎれもなき正眞しやうじんの御直筆ぢきひつと御短刀なれば一同におどろき入る是に於て疑心ぎしんはれ相摸守殿には伊賀亮にむかかくたしかなる御證據おんしようこの御座ある上は將軍の御落胤ごらくいんに相違なくわたらせ給へり此段早速さつそく江戸表へ申たつ御老中ごらうちう返事へんじ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)