“へいや”の漢字の書き方と例文
語句割合
平野100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時は日がもうよほど傾いて肥後の平野へいやを立てこめている霧靄もやが焦げて赤くなってちょうどそこに見える旧噴火口の断崖と同じような色に染まった。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
曳馬野ひくまの——萬葉集まんにようしゆうなどにえてゐる土地とちで、濱松はまゝつからきたへかけての平野へいや地方ちほう——のあたらしくてゐる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
勿論もちろんかゝる構造かうざうで、きわめて重量じゆうりようのある鐵車てつしやことだから、速力そくりよくてんおいてはあま迅速じんそくにはかぬ、平野へいやならば、一時間いちじかん平均へいきんマイル以上いじやう進行しんかうすること出來できるであらうが、勾配かうばいはげしい坂道さかみちでは