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ひつし
語句 | 割合 |
必死 | 37.5% |
筆紙 | 25.0% |
必至 | 12.5% |
引挫 | 12.5% |
筆帋 | 12.5% |
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始め私し并びに
陸尺中間迄必死になりて戰ひし故一時は太田樣の方
引色に相成候然るに太田樣の
陸尺共豫々此多兵衞に
遺恨あり其故は
彼七右衞門と申者元嘉川家の陸尺
頭を
次ぎの日に、この新らしき湖を、分隊
毎に分れて、
渉ったが、この時の絶景といったら、実に
筆紙にも
尽し難い、仰向いて見れば、四方の山々の樹々が皆
錦を飾って、それが今
渉っている
り候處
必至の
覺悟に御座候間宿も取申さず
直樣私し方へ參り候由にて
惡口仕り候に付諸人異見を
皆賣盡し今は
必至の場合に至りければ何がなして
猶資本を
拵へ大
賭場を
此時はかならず
暴風力をそへて粉に
砕たる
沙礫のごとき雪を
飛せ、白日も
暗夜の如くその
慄しき事
筆帋に
尽しがたし。