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のみおろ
ふりがな文庫
“のみおろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
嚥下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嚥下
(逆引き)
処
(
ところ
)
で、
一刻
(
いつこく
)
も
疾
(
はや
)
く
仕上
(
しあ
)
げにしやうと
思
(
おも
)
ふから、
飯
(
めし
)
も
手掴
(
てづか
)
みで、
水
(
みづ
)
で
嚥下
(
のみおろ
)
す
勢
(
いきほひ
)
、
目
(
め
)
を
据
(
す
)
えて
働
(
はたら
)
くので、
日
(
ひ
)
も
時間
(
じかん
)
も、
殆
(
ほと
)
んど
昼夜
(
ちうや
)
の
見境
(
みさかひ
)
はない。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其れから日本で喉を焼けば
直
(
す
)
ぐ
含嗽
(
うがひ
)
をするのだが、
此
(
この
)
医者はぐつと
嚥下
(
のみおろ
)
して
仕舞
(
しま
)
へ、
然
(
さ
)
うすると薬が喉の奥へ善く
浸
(
しみ
)
込むからと云ふ。随分
悪辣
(
あくらつ
)
な治療法である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
すると、ユウゴオは「君の
厭味
(
いやみ
)
は
尤
(
もつと
)
もだ」と言ひ
乍
(
なが
)
ら前の大きなトマトを取つて一口に頬張り二三度もごもごさせた
儘
(
まゝ
)
嚥下
(
のみおろ
)
して
仕舞
(
しま
)
つたのは今でも目に見える様だと云ふ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
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(2作品)
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