“えんげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嚥下83.3%
円華16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鱷はその儘彼の人物を口内に置く時は窒息すべきを以て、自営上止むを得ず彼の人物を嚥下えんげせり。
一服の清涼剤でも嚥下えんげするような坊さんに出遇うと、その日一日気分が清清して、俗人に接し、俗事を処するに、さっぱりとやって行ける。禅僧には学問もあってよい、弁才も亦可なりである。
張出間アプスの窓には、薔薇形窓がアーチ形の格子の中にはまっているのだし、中央の壁画にも、十二宮を描いた彩色硝子ステインド・グラス円華えんげ窓のあるところを見ると、これ等様式の矛盾が
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)