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とみざう
ふりがな文庫
“とみざう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
富藏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富藏
(逆引き)
武生
(
たけふ
)
の
富藏
(
とみざう
)
が
受合
(
うはあ
)
ひました、
何
(
なん
)
にしろお
泊
(
とま
)
んなすつて、
今夜
(
こんや
)
の
樣子
(
やうす
)
を
御覽
(
ごらう
)
じまし。
此
(
こ
)
の
雪
(
ゆき
)
の
止
(
や
)
むか
止
(
や
)
まぬかが
勝負
(
しようぶ
)
でござります。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
富藏
(
とみざう
)
は
疑
(
うたが
)
はないでも、
老夫婦
(
らうふうふ
)
の
心
(
こゝろ
)
は
分
(
わか
)
つて
居
(
ゐ
)
ても、
孤家
(
ひとつや
)
である、この
孤家
(
ひとつや
)
なる
言
(
ことば
)
は、
昔語
(
むかしがたり
)
にも、お
伽話
(
とぎばなし
)
にも、
淨瑠璃
(
じやうるり
)
にも、ものの
本
(
ほん
)
にも、
年紀
(
とし
)
今年
(
ことし
)
二十
(
はたち
)
になるまで、
民子
(
たみこ
)
の
耳
(
みゝ
)
に
入
(
はひ
)
つた
響
(
ひゞ
)
きに
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
老人夫婦
(
らうじんふうふ
)
が
出迎
(
いでむか
)
へて、
富藏
(
とみざう
)
に
仔細
(
しさい
)
を
聞
(
き
)
くと、お
可哀相
(
かはいさう
)
のいひつゞけ。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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