“とうくわうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
東皐子50.0%
東皐氏50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これで病附やみついた東皐子とうくわうしは、翌日よくじつ徒弟とていおよ穴掘あなほり老爺おやぢ同行どうかうして、さかんに發掘はつくつし、朝貌形完全土器あさがほがたくわんぜんどきしたなどは、茶氣ちやき滿々まん/\である。
東皐子とうくわうしはそれをいて、手紙てがみで『おもなほしていかとり枯木かれきに二とまる』とつて寄越よこす。幻翁げんおうもすゝめる。のゝしりながらもじつきたいので、また出掛でかける。相變あひかはらずなにい。
それから東皐子とうくわうし案内あんないで、嶺村みねむら是空庵ぜくうあん原田文海氏はらだぶんかいしうべく立出たちいでた。
『いや、あがらんで其儘そのまゝい。りにくのだから、フアーマーが結構けつかうだ』と東皐氏とうくわうしはいふ。