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ではいり
ふりがな文庫
“ではいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
出入
80.0%
出這入
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出入
(逆引き)
母様
(
おっかさん
)
は
病気
(
きいきい
)
が悪いから、
大人
(
おとな
)
しくしろよ、くらいにしてあったんですが、何となく、人の
出入
(
ではいり
)
、
家
(
うち
)
の者の
起居挙動
(
たちいふるまい
)
、大病というのは知れる。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出入
(
ではいり
)
する客の野趣を帯びた様子などに、どうやら『膝栗毛』の世界に
這入
(
はい
)
ったような、いかにも現代らしくない心持になる。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ではいり(出入)の例文をもっと
(28作品)
見る
出這入
(逆引き)
その
後
(
のち
)
だいぶ金が子を生んでからは、末造も料理屋へ
出這入
(
ではいり
)
することがあったが、これはおお勢の寄り合う時に限っていて、自分だけが客になって行くのではなかった。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
これが
妾
(
めかけ
)
手
(
て
)
かけに
出
(
だ
)
したのではなし
正當
(
しようたう
)
にも
正當
(
しようとう
)
にも
百
(
ひやく
)
まんだら
頼
(
たの
)
みによこして
貰
(
もら
)
つて
行
(
い
)
つた
嫁
(
よめ
)
の
親
(
おや
)
、
大威張
(
おほゐばり
)
に
出這入
(
ではいり
)
しても
差
(
さし
)
つかへは
無
(
な
)
けれど、
彼方
(
あちら
)
が
立派
(
りつぱ
)
にやつて
居
(
ゐ
)
るに
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ではいり(出這入)の例文をもっと
(7作品)
見る
“ではいり”の意味
《名詞》
出たり入ったりすること。
特定の家や得意先の企業などを親しくおとずれること。
形がつきでたり入りこんだりしていること。
支出と収入。
数量の増減。過不足。差。
喧嘩。もめごと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ではひり
ではい
いでい
いでいり
しつにう
しつにふ
しつにゅう
しゅつにゅう
でへえり
しゆつにふ