トップ
>
ではい
ふりがな文庫
“ではい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
出入
75.0%
出這入
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出入
(逆引き)
そこには竹の
栞戸
(
しおりど
)
があった。武士は
渓川
(
たにがわ
)
の
縁
(
へり
)
に往くに一二度そこを
出入
(
ではい
)
りしていたのでかっては知っていた。武士は
栞戸
(
しおりど
)
を開けて外に出た。
山寺の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
よく母が町への
出入
(
ではい
)
りにこの家へ立寄るのである。いつしかその桶屋の前へ来た。五つ
許
(
ばかり
)
の頭に
腫物
(
はれもの
)
の出来た子が立っていた。
越後の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ではい(出入)の例文をもっと
(39作品)
見る
出這入
(逆引き)
そうして私達はいつもおおぜい人のいる店の方へはめったに行かないで、狭い路地にひらかれている、裏の小さなくぐり戸から
出這入
(
ではい
)
りしていた。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
たとえば、ぱん、ぱん、誰かが
薪
(
まき
)
を割っている音にしても、
出這入
(
ではい
)
りの人の
跫
(
あし
)
いろにも、
忙
(
いそが
)
しさがうかがわれる。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ではい(出這入)の例文をもっと
(13作品)
見る
検索の候補
ではひり
ではいり
いでい
いでいり
しつにう
しつにふ
しつにゅう
しゅつにゅう
でへえり
しゆつにふ