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ていらく
ふりがな文庫
“ていらく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
低落
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
低落
(逆引き)
それ
以外
(
いぐわい
)
の
品物
(
しなもの
)
は
爲替回復
(
かはせくわいふく
)
の
影響
(
えいきやう
)
を
直接
(
ちよくせつ
)
には
受
(
う
)
けないのであるから、
此程度
(
このていど
)
の
物價
(
ぶつか
)
の
低落
(
ていらく
)
が
最
(
もつと
)
も
適當
(
てきたう
)
の
處
(
ところ
)
であらうと
思
(
おも
)
はれる。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
二遍目は寧ろ新奇な経験として
喜
(
よろこ
)
んだ。この
頃
(
ごろ
)
は、此経験が、多くの場合に、精神気力の
低落
(
ていらく
)
に
伴
(
ともな
)
ふ様になつた。内容の充実しない行為を敢てして、生活する時の徴候になつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其
(
そ
)
の
後
(
ご
)
も
低落
(
ていらく
)
して十二
月
(
ぐわつ
)
末
(
すゑ
)
には百六十二・九九となり六
月
(
ぐわつ
)
に
比
(
くら
)
べて十三・三二
即
(
すなは
)
ち七
分
(
ぶ
)
五
厘
(
りん
)
餘
(
よ
)
の
下落
(
げらく
)
となつたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
譬
(
たと
)
へて
見
(
み
)
れば
去年
(
きよねん
)
の一
月
(
ぐわつ
)
始
(
はじ
)
めの
爲替相場
(
かはせさうば
)
が四十六
弗
(
ドル
)
であつてそれが六
月
(
ぐわつ
)
三十
日
(
にち
)
には四十三
弗
(
ドル
)
四
分
(
ぶ
)
の三に
下
(
さが
)
つて
居
(
ゐ
)
るから、
僅
(
わづ
)
か六
箇月
(
かげつ
)
の
間
(
あひだ
)
に四
分
(
ぶ
)
五
厘
(
りん
)
の
低落
(
ていらく
)
である。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
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