“ていこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定刻60.0%
帝國20.0%
帝国20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定刻ていこく出仕しゅっしして定刻に下城げじょうし、その間は、仕事をしているごとく見せかけて、要領よくブラブラしていさえすれア、大した失態しったいのない限り、まずお役御免なんてことはない。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「ガーフ」になつかしき帝國ていこく軍艦旗ぐんかんきひるがへせるかの白色はくしよく巡洋艦じゆんやうかんは、此邊このへん海底かいていふかくして、いかりたうずることもかなはねば、あだか小山こやま動搖ゆるぐがごとく、みぎひだり漂蕩へうたうしてる。
二年前ある人の使つかい帝国ていこくホテルへ行った時は錠前じょうまえ直しと間違まちがえられた事がある。ケットをかぶって、鎌倉かまくらの大仏を見物した時は車屋から親方と云われた。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)