“帝国”のいろいろな読み方と例文
旧字:帝國
読み方割合
ていこく66.7%
エムパイヤ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京帝国ていこく大学の招聘しょうへいに応じて、松江まつえ熊本くまもとの地を去ったことも、同じくヘルンの身にとっては、愛する妻への献身的けんしんてき犠牲ぎせいだった。
二年前ある人の使つかい帝国ていこくホテルへ行った時は錠前じょうまえ直しと間違まちがえられた事がある。ケットをかぶって、鎌倉かまくらの大仏を見物した時は車屋から親方と云われた。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
下が地下電車の停車場なのだ。一九一四—一九一九年大戦に於て彼らの皇帝並帝国エムパイヤに奉仕せる将校、下士およびロンドン市民の不朽なる名誉の為に、記念碑が立てられている。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)