“帝国（ていこく）” の例文

旧字：帝國

東京帝国（ていこく）大学の招聘（しょうへい）に応じて、松江（まつえ）や熊本（くまもと）の地を去ったことも、同じくヘルンの身にとっては、愛する妻への献身的（けんしんてき）な犠牲（ぎせい）だった。

小泉八雲の家庭生活：室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ (新字新仮名) ／ 萩原朔太郎(著)

二年前ある人の使（つかい）に帝国（ていこく）ホテルへ行った時は錠前（じょうまえ）直しと間違（まちが）えられた事がある。ケットを被（かぶ）って、鎌倉（かまくら）の大仏を見物した時は車屋から親方と云われた。

坊っちゃん (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)

“帝国”の意味

《名詞》
帝国（ていこく）

皇帝が支配・統治する国家。

大日本帝国の略。

複数の政治的領土や諸民族を統治する支配体制。学術的に諸説ある。
(出典:Wiktionary)

“帝国”の解説

帝国（ていこく）は、皇帝の支配・統治する国家出典『大辞林』原文：皇帝の支配する国家。出典『デジタル大辞泉』原文：皇帝の統治する国家。、または自国の国境を越えて多数・広大な領土や民族を強大な軍事力を背景に支配する国家、軍事力で広大な領域を支配している国や侵略主義的な大国。「帝」という漢字の意味は最高の神、天下のきみであり、「エンパイア」（empire）という英語の原義は皇帝の統治に従う領域。
(出典:Wikipedia)

帝	常用漢字 中学 部首:⼱ 9画
国	常用漢字 小２ 部首:⼞ 8画