“だきし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抱擁35.7%
抱緊35.7%
抱占21.4%
抱締7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抱擁だきしめられたとき昼間ひるま塩田えんでんが青く光り
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
げば又あふりて、その余せるを男に差せば、受けて納めて、手をりて、顔見合せて、抱緊だきしめて、惜めばいよいよ尽せぬ名残なごりを、いかにせばやと思惑おもひまどへる互の心は
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「お柳、」と思わず抱占だきしめた時は、浅黄あさぎ手絡てがらと、雪なす頸が、鮮やかに、狭霧さぎりの中にえがかれたが、見る見る、色があせて、薄くなって、ぼんやりして、一体いったいすみのようになって、やがて
木精(三尺角拾遺) (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
美女たをやめ姿すがたありのまゝ、木彫きぼりざうつたときひざつて、雪枝ゆきえひし抱締だきしめてはななんだ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)