“たりやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
多量100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそろしく多量たりやうみづんだ與吉よきちつひにすや/\とねむつた。さうして翌朝よくあさけそ/\となほつてしたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
依然いぜんとして多量たりやう排外的感情はいぐわいてきかんじやうつてゐた。
彼等かれらたゞ多量たりやう嚥下えんげすることによつて精力せいりよく恢復くわいふく滿足まんぞくするのである。うしうまでも地上ちじやうやはらかなくさ繁茂はんもする季節きせつれば自然しぜん乾草ほしぐさわらいとふやうになる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)