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たかつか
ふりがな文庫
“たかつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
高塚
66.7%
高束
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高塚
(逆引き)
多
(
おほ
)
くの
例
(
れい
)
に
於
(
おい
)
ては
古墳
(
こふん
)
(
高塚
(
たかつか
)
)と
横穴
(
よこあな
)
とは、
別種
(
べつしゆ
)
に
考
(
かんが
)
へられて
居
(
ゐ
)
る。よしや
同所
(
どうしよ
)
に
有
(
あ
)
らうとも、
同時代
(
どうじだい
)
とは
考
(
かんが
)
へられて
居
(
を
)
らぬ。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
さて
日本人
(
につぽんじん
)
の
古
(
ふる
)
い
墓
(
はか
)
は
今日
(
こんにち
)
のように
石碑
(
せきひ
)
や
石塔
(
せきとう
)
を
立
(
た
)
てたのではなく、たいてい
土饅頭
(
つちまんじゆう
)
のように
高
(
たか
)
くなつてゐるので、
私共
(
わたしども
)
はこれを
高塚
(
たかつか
)
とか、
古墳
(
こふん
)
と
申
(
まを
)
してをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
高塚
(
たかつか
)
よりも
横穴
(
よこあな
)
の
方
(
はう
)
が、
時代
(
じだい
)
に
於
(
おい
)
て
若
(
わか
)
いと
考
(
かんが
)
へられ
居
(
を
)
るので、
高塚
(
たかつか
)
は
高塚
(
たかつか
)
で
或時代
(
あるじだい
)
に
築
(
きづ
)
かれ、
横穴
(
よこあな
)
は
横穴
(
よこあな
)
で
其後
(
そののち
)
に
造
(
つく
)
られると、
斯
(
か
)
う
大概
(
たいがい
)
考
(
かんが
)
へられて
居
(
ゐ
)
たのであるが、それを
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
は
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
その
石
(
いし
)
の
上
(
うへ
)
に
土
(
つち
)
をかぶせて
圓
(
まる
)
い
高塚
(
たかつか
)
としたものが
現
(
あらは
)
れました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
たかつか(高塚)の例文をもっと
(2作品)
見る
高束
(逆引き)
高束
(
たかつか
)
翁助は不眠を
患
(
うれ
)
へた。榛軒はこれに薬を与へた時、翁助の妻を戒めて云つた。「是は強い薬ですから、どうぞ分量を間違へないやうにして下さい」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
「廿三日。午後雨。
高束
(
たかつか
)
に行。お長縁談の一件御奥御都合
承合
(
うけたまはりあはせ
)
。」棠軒の女長は当時十六歳であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
例年の「豆日草堂集」には、其前日に
高束
(
たかつか
)
応助と云ふものが梅花を贈つたので、それを
瓶
(
へい
)
に插した。「佳賓満堂供何物。独有梅花信不違。」高束応助とは誰であらうか。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
たかつか(高束)の例文をもっと
(1作品)
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