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ぜにばこ
ふりがな文庫
“ぜにばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
銭函
46.2%
銭箱
30.8%
銭筥
7.7%
銭篋
7.7%
錢箱
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銭函
(逆引き)
人の
銭函
(
ぜにばこ
)
へ手を入れたり自分のうちから
予
(
あらかじ
)
め五百
符
(
ぷ
)
をもって行ったりすることから、勘定のときに誰かがすくなく言ったようだったら自分の分は勘定しないで
麻雀インチキ物語
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ぜにばこ(銭函)の例文をもっと
(6作品)
見る
銭箱
(逆引き)
その婆さんは
銭箱
(
ぜにばこ
)
から一銭銅貨を出してくれた。木之助は胡弓を鳴らすのをやめて、それを受け取り
袂
(
たもと
)
へ入れた。
最後の胡弓弾き
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
ぜにばこ(銭箱)の例文をもっと
(4作品)
見る
銭筥
(逆引き)
いったいその女
掏摸
(
すり
)
というのは、どの客であろうかと、
銭筥
(
ぜにばこ
)
の
抽出
(
ひきだし
)
から
眼鏡
(
めがね
)
をだして、上がってくるのを一人一人見張っている。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜにばこ(銭筥)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
銭篋
(逆引き)
そのあなたを私が想うようになりました、ある晩、暗い所で、あなたをお待ちしていて、
綉羅
(
うすぎぬ
)
の
銭篋
(
ぜにばこ
)
を差しあげますと、あなたは私に、
瑇瑁
(
たいまい
)
の
脂盒
(
べにざら
)
をくださいました、二人の間は
緑衣人伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ぜにばこ(銭篋)の例文をもっと
(1作品)
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錢箱
(逆引き)
「へーい。」と
奴
(
やつこ
)
が、
包
(
つゝ
)
んだ
包
(
つゝ
)
みを、ひよいと
女
(
をんな
)
の
兒
(
こ
)
に
渡
(
わた
)
しながら、
手
(
て
)
を
引込
(
ひつこ
)
めず、
背後
(
うしろ
)
の
棚
(
たな
)
に、
煮豆
(
にまめ
)
、
煮染
(
にしめ
)
ものなどを
裝並
(
もりなら
)
べた
棚
(
たな
)
の
下
(
した
)
の、
賣溜
(
うりだ
)
めの
錢箱
(
ぜにばこ
)
をグヮチャリと
鳴
(
な
)
らして、
銅貨
(
どうくわ
)
を
一個
(
ひとつ
)
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ぜにばこ(錢箱)の例文をもっと
(1作品)
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