“せきごころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
急心83.3%
焦心16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急心せきごころかっとなって、おののく膝をいて、ぐい、と手を懸ける、とぐったりしたかいなが柔かに動いて、脇明わきあけすべった手尖てさきが胸へかかった処を、ずッと膝を入れて横抱きにいだき上げると
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雑所も急心せきごころに、ものをも言わず有合わせた朱筆しゅふでを取って、乳を分けてあかい人。
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さてはと推せし胸の内は瞋恚しんいに燃えて、可憎につくき人のく出でよかし、如何いかなるかほして我を見んとらん、と焦心せきごころに待つ間のいとどしうひさしかりしに、貫一はなかなかで来ずして
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
涙含なみだぐみつつ宮が焦心せきごころになれるを、母は打惑ひて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)