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すつかり
ふりがな文庫
“すつかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悉皆
53.3%
全然
33.3%
明細
4.4%
確然
4.4%
全体
2.2%
全紙
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悉皆
(逆引き)
前の晩に
悉皆
(
すつかり
)
荷造りして置いた
見窄
(
みすぼ
)
らしい持物を一臺の
俥
(
くるま
)
に積み、夜逃げするやうにこつそりと濃い朝霧に包まれて濕つた裏街を
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
すつかり(悉皆)の例文をもっと
(24作品)
見る
全然
(逆引き)
宅の方へ始は委任して参つたので御座いましたけれど、丁度去年の秋頃から
全然
(
すつかり
)
此方
(
こちら
)
へ引継いで了ふやうな都合に致しましたの。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
すつかり(全然)の例文をもっと
(15作品)
見る
明細
(逆引き)
私其時取次に出たから
明細
(
すつかり
)
見てやつたんですが、これ(と頭に手をやつて、)よりもモツト前髪を大きく取つた銀杏返しに結つて、
衣服
(
きもの
)
は洗晒しだつたけど、可愛い顔してたのよ。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すつかり(明細)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
確然
(逆引き)
モウ
確然
(
すつかり
)
普通の女でなくなつた証拠には、アレ浩さんも見たでせう、乞食をして居乍ら、何時でもアノ通り
紅
(
べに
)
をつけて新らしい下駄を穿いて居ますよ。夜は
甚麽
(
どんな
)
処に寝るんですかネー。——
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すつかり(確然)の例文をもっと
(2作品)
見る
全体
(逆引き)
「あしきを
攘
(
はら
)
うて救けたまへ。」の
御神楽
(
みかぐら
)
歌
(
うた
)
と代り、大和の国の総本部に参詣して来てからは、自ら思立つてか、唆かされてか、家屋敷
所有地
(
もちち
)
全体
(
すつかり
)
売払つて、工事費総額二千九百何十円といふ
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すつかり(全体)の例文をもっと
(1作品)
見る
全紙
(逆引き)
時としては
艶種
(
つやだね
)
が二面の下から三面の
冒頭
(
あたま
)
へ続いて居る様な新聞だつたのが、今では
全紙
(
すつかり
)
総ルビ付で、体裁も自分だけでは何処へ出しても恥かしくないと思ふ程だし
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すつかり(全紙)の例文をもっと
(1作品)
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