トップ
>
じゆんきやう
ふりがな文庫
“じゆんきやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
順境
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
順境
(逆引き)
郷里
(
きやうり
)
から
來
(
き
)
たものに
聞
(
き
)
いて
彼
(
かれ
)
は
勘次
(
かんじ
)
が
次第
(
しだい
)
に
順境
(
じゆんきやう
)
に
赴
(
おもむ
)
きつゝあることを
知
(
し
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
心
(
こゝろ
)
が
復
(
ま
)
た
動搖
(
どうえう
)
して
脆
(
もろ
)
く
成
(
な
)
つた
心
(
こゝろ
)
が
酷
(
ひど
)
く
哀
(
あはれ
)
つぽく
情
(
なさけ
)
なくなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
是
(
これ
)
より
以上
(
いじやう
)
立
(
た
)
ち
入
(
い
)
つて
坂井
(
さかゐ
)
の
事
(
こと
)
を
聞
(
き
)
いた
事
(
こと
)
がなかつた。
學校
(
がくかう
)
を
已
(
や
)
めた
當座
(
たうざ
)
は、
順境
(
じゆんきやう
)
にゐて
得意
(
とくい
)
な
振舞
(
ふるまひ
)
をするものに
逢
(
あ
)
ふと、
今
(
いま
)
に
見
(
み
)
ろと
云
(
い
)
ふ
氣
(
き
)
も
起
(
おこ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
じゆんきやう(順境)の例文をもっと
(2作品)
見る