“じゃう”のいろいろな漢字の書き方と例文

カタカナ：ジャウ

語句	割合
情	50.0%
場	50.0%

情

乳母（うば）めに、情（じゃう）が燃（も）えてゐたら、若（わか）い温（あたゝ）かい血（ち）があったら、テニスの球（たま）のやうに、予（わし）が吩咐（いひつ）くるや否（いな）や戀人（こひゞと）の許（とこ）へ飛（と）んで行（ゆ）き、また戀人（こひゞと）の返辭（へんじ）と共（とも）に予（わし）の手元（てもと）へ飛返（とびかへ）って來（き）つらうもの。

ロミオとヂュリエット：03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) ／ ウィリアム・シェークスピア(著)

涙（なみだ）を禁（とど）めあへぬは痴（おろか）な情（じゃう）の自然（しぜん）なれども、理性（りせい）の眼（まなこ）からは笑草（わらひぐさ）でござるぞよ。

ロミオとヂュリエット：03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) ／ ウィリアム・シェークスピア(著)

場

第（だい）一場（じゃう）　ヹローナ。カピューレット邸（てい）の庭園（ていゑん）の石垣（いしがき）に沿（そ）へる小逕（こみち）。

ロミオとヂュリエット：03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) ／ ウィリアム・シェークスピア(著)