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しろうば
ふりがな文庫
“しろうば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
白姥
50.0%
白媼
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白姥
(逆引き)
白姥
(
しろうば
)
の
焼茄子
(
やきなすび
)
、
牛車
(
うしぐるま
)
の天女、
湯宿
(
ゆやど
)
の月、
山路
(
やまじ
)
の
利鎌
(
とがま
)
、賊の
住家
(
すみか
)
、
戸室口
(
とむろぐち
)
の
別
(
わかれ
)
を繰返して語りつつ、やがて一巡した時、花籠は美しく満たされたのである。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
尤
(
もっと
)
も
白姥
(
しろうば
)
の家に
三晩
(
みばん
)
寝ました。その内も、娘は外へ出ては帰って来て、
膝枕
(
ひざまくら
)
をさせて、始終
集
(
たか
)
って来る
馬蠅
(
うまばえ
)
を、払ってくれたのを、現に
苦
(
くるし
)
みながら覚えています。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しろうば(白姥)の例文をもっと
(1作品)
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白媼
(逆引き)
小児衆
(
こどもしゅう
)
小児衆、
私
(
わし
)
が
許
(
とこ
)
へござれ、と言う。
疾
(
はや
)
く
白媼
(
しろうば
)
が
家
(
うち
)
へ
行
(
ゆ
)
かっしゃい、
借
(
かり
)
がなくば、
此処
(
ここ
)
へ馬を繋ぐではないと、
馬士
(
まご
)
は腰の
胴乱
(
どうらん
)
に
煙管
(
きせる
)
をぐっと
突込
(
つッこ
)
んだ。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
間
(
あいだ
)
に、
白媼
(
しろうば
)
の
内
(
うち
)
を、私を膝に抱いて出た時は、
髷
(
まげ
)
を
唐輪
(
からわ
)
のように
結
(
ゆ
)
って、胸には玉を飾って、
丁
(
ちょう
)
ど
天女
(
てんにょ
)
のような
扮装
(
いでたち
)
をして、車を牛に曳かせたのに乗って、わいわいという
群集
(
ぐんじゅ
)
の中を
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しろうば(白媼)の例文をもっと
(1作品)
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