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膝枕
ふりがな文庫
“膝枕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひざまくら
83.3%
ひざま
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひざまくら
(逆引き)
尤
(
もっと
)
も
白姥
(
しろうば
)
の家に
三晩
(
みばん
)
寝ました。その内も、娘は外へ出ては帰って来て、
膝枕
(
ひざまくら
)
をさせて、始終
集
(
たか
)
って来る
馬蠅
(
うまばえ
)
を、払ってくれたのを、現に
苦
(
くるし
)
みながら覚えています。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
順吉には母親に
膝枕
(
ひざまくら
)
をして耳の掃除をしてもらった遠い記憶がある。
夕張の宿
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
膝枕(ひざまくら)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひざま
(逆引き)
巻十四(三四五七)に、「うち日さす宮の
吾背
(
わがせ
)
は
大和女
(
やまとめ
)
の
膝枕
(
ひざま
)
くごとに
吾
(
あ
)
を忘らすな」というのがある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
膝枕(ひざま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“膝枕”の解説
膝枕(ひざまくら)とは、人の膝に頭を乗せて体を横にすること又はその体勢をいう。ただし、実際には膝というよりも腿の部位にあたる。
膝を枕代わりにする例の記述は、『万葉集』巻第五・810番の歌にも見られる。膝を枕のように用いることから名付けられたと考えられる。なお、長椅子やベッドに腰掛けている場合は正座のような膝を折る行為は必要でなく、座っているままの体勢で膝枕が可能となる。
(出典:Wikipedia)
膝
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
“膝”で始まる語句
膝
膝頭
膝行
膝下
膝行袴
膝元
膝栗毛
膝掛
膝小僧
膝許
“膝枕”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
小山清
斎藤茂吉
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂