“しゅちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒中50.0%
主厨16.7%
手中16.7%
酒虫16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「李白一斗詩百篇、みずかしょうしんはこれ酒中しゅちゅうせん
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
コンナ会話が交換されているところへ、老人の主厨しゅちゅうが飼っているまだらのフォックステリヤが、甲板にけ上って来ると突然に船首の方を向いてピッタリと立停たちどまった。クフンクフンと空中をぎ出した。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
江戸えど民衆みんしゅうは、去年きょねん吉原よしわら大火たいかよりも、さらおおきな失望しつぼうふちしずんだが、なかにも手中しゅちゅうたまうばわれたような、かなしみのどんぞこんだのは
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
酒虫しゅちゅうは材料を聊斎志異りょうさいしいからとった。もとの話とほとんど変わったところはない。(新思潮第四号)
校正後に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)