“しやくどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赤銅90.0%
烏金10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤銅しやくどう撞鐘つきがね一口を与へて、御辺の門葉もんように、必ず将軍になる人多かるべしとぞ示しける。
その人は白い文明人がきらひで、赤銅しやくどういろのわれ/\がお好きだつた。巴里女の花模様の衣裳がきらひで、馬や羚羊かもしかのつや/\した皮膚がお好きだつた。あの人は——不思議な人だつた。
亜剌比亜人エルアフイ (新字旧仮名) / 犬養健(著)
ならかつら山毛欅ぶなかしつき大木たいぼく大樹たいじゆよはひ幾干いくばくなるをれないのが、蘚苔せんたい蘿蔦らてうを、烏金しやくどうに、青銅せいどうに、錬鉄れんてつに、きざんでけ、まとうて、左右さいうも、前後ぜんごも、もりやまつゝみ、やまいはたゝ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)