“しばりつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縛付33.3%
縛束33.3%
縛附33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
積重つみかさね其上へやつ這上はひあがくだんひも兩端りやうはしを柱の上へ縛付しばりつけ首に卷つゝ南無阿彌陀佛のこゑ諸倶もろとも夜着の上よりまろび落れば其途端はずみに首くゝれ終にぞ息はえたりけるかへつとくお菊は田原町にて金の相談せしに金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
雪につぶされざるため也。庭樹にはきは大小にしたがえだまぐべきはまげて縛束しばりつけ椙丸太すぎまるた又は竹をつゑとなしてえだつよからしむ。雪をれをいとへば也。冬草ふゆくさるゐ菰筵こもむしろを以おほつゝむ。
之に引代てたゞいたく余の心に留り初めしは床の上の死骸なり、余が心は全く彼の死骸に縛附しばりつけられたるに似たり、今まで目科を怪みたるよりもお切に彼の死骸を思う
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)