“諸倶”の読み方と例文
読み方割合
もろとも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内々にてばん建部たてべの兩人へ告知らせければ伴建部の兩人も甚だおどろき此儀一日も打捨置難うちすておきがたし御兄弟諸倶もろともに主税之助樣の計略にかゝり御命を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とゞめ此處にてもなほ種々いろ/\に療治せしかば友次郎のやまひは全くこゝろよくなりければ夫よりは忠八と諸倶もろとも所々しよ/\方々はう/″\めぐり敵の行方ゆくへ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
逐電ちくでんして平左衞門諸倶もろともに嘉川家へ入込み此度このたびの惡事にたづさはり島が死骸しがいを千住の光明院へ捨置すておき候又了源寺に居しは十三ヶ年以前の事にて其頃同寺旦那だんな中川佐太郎と申者をはうむり候節兄多兵衞と申合せこれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)